“特別練習”でビーチ代表発掘 ラモス瑠偉監督の奮闘に密着

公開日: 更新日:

 ラモス監督は、右腕である牧野真二コーチとともに、ピッチサイドで選手をくまなくチェックすると、大会初日の日程終了後、気になる選手を集めて自らの強い思いを伝えた。

「どうしてもW杯に出てデカイことをやりたいと思っている。自分1人じゃ無理。皆がひとつになってやらないとできない。日本代表に選ばれたい気持ちがあるなら、今から意識してトレーニングしてほしい」

 集められた選手たちはリーグ戦を終えたばかり。大会2日目に準決勝を控えている選手も数多くいた。

「疲れている状態でどれだけできるか」

 日本代表入りへの熱い気持ちを推し量る「ラモスの特別練習」が始まった。

 基本練習からスタートし、実践的な練習が行われる中で「相手に『日本はすごいな』と思わせないとダメ」と世界基準の意識とプレーを注入した。ラモス監督は、なりふり構わずにディフェンス役として選手を徹底マーク。「これくらいは抑えないと。60歳のオッサンに負けとったらアカンで!」と発破をかけながら熱烈指導を行った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも