あさましき横綱・白鵬「水のCMに出たい」と下品なおねだり

公開日: 更新日:

 下品――この横綱を語るに、最もふさわしい言葉ではないか。

 歴代最多の優勝40回を誇りながら、周囲が白鵬(33)に向ける感情は尊敬とは程遠い。昨年11月場所中に発覚した日馬富士暴行事件の現場に居合わせながら、優勝時に万歳三唱をした姿に嫌悪感を抱いたファンも少なくないはずだ。

 昔から、強すぎる横綱は疎まれたもの。北の湖も現役時代は「憎らしいほど強い」と言われていた。しかし、白鵬の場合は事情が異なる。自らの言動が人品を下げているのだ。

 昨22日の5月場所10日目もそうだった。手負いの遠藤に翻弄されつつも、送り出しで9勝目。支度部屋では風呂上がりに水を飲んで一息つくと、「あー、水のCMに出たいな」とポツリ。キョトンとする報道陣に、「うまいな、水。書いてくれよ、『水のCMに出たい』って」と続け、ニタニタと笑った。

 ジョークとしては面白くも何ともないが、そこは横綱だ。CM出演は現実味があるだけに、自らオファーをおねだりしているとしか思えない。この卑しさこそ、自らをおとしめている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

  2. 2
    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

  3. 3
    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

  1. 6
    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7
    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

  3. 8
    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

  4. 9
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  5. 10
    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮

    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮