あさましき横綱・白鵬「水のCMに出たい」と下品なおねだり

公開日: 更新日:

 今年1月場所前、横綱審議委員会に非難された取り口も、「喉元すぎれば何とやら」だ。今場所は構わず張り差しを行い、9日目は待ったをかけた揚げ句、立ち合いでマトモに手をつかなかった。

 昨年11月場所の嘉風戦では立ち合いに失敗。勝手に「待った」がかかったと思い込んで力を抜き、一気に土俵下に落とされた。すると、白鵬はその場に立ち尽くし、審判団に物言いを要求した。勝った嘉風を土俵上に立たせたまま、その権利もないのに身ぶりで物言いをうながす横綱の姿を好ましく思ったファンは皆無だろう。

 これが崖っぷちの力士なら、百歩譲って「鬼気迫る勝利への執念」とも言えようが、白鵬はそこまで追い込まれているわけではない。汚い相撲は自分の記録のためだけ。身勝手な態度は、何でも自分の思い通りになると信じている傲慢さの証明だ。

 もっとも、三つ子の魂百まで。白鵬に自省をうながしたところで、馬の耳に念仏か。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ