白鵬がワイドショーの次なる標的…相撲ファンの識者苦言

公開日: 更新日:

 次なる標的もモンゴル人横綱だ。

 貴ノ岩への暴行事件が世間を賑わせ、横綱日馬富士(33)は早々に引退。鳥取県警は今日6日にも、傷害容疑で書類送検する。日馬富士が事件の「土俵」から去ったことで、テレビのワイドショーは矛先を日馬富士の盟友に向け出した。

 貴ノ岩の師匠である貴乃花親方(45)を「現役時代から八百長嫌いの正統派横綱で『相撲道』に邁進していた」と盛んに報道。貴乃花の母親を引っ張り出して、入門からの苦労話などを涙ながらに披露させる番組もあった。

 その一方で、先の大相撲九州場所で歴代最多を更新する通算40度目の優勝を飾った白鵬(32)は、格下相手にかち上げやエルボーという汚い手を使う邪道横綱のように報じられている。

 白鵬は九州場所後に八角理事長が行った暴行問題に関する講話の席で「貴乃花巡業部長の下で冬巡業には参加できない」などと発言したことが明らかになり、ワイドショーは2人の「対決構造」をあおり、「品格」に欠けるモンゴル人横綱の批判を一斉に始めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ