マー君にも完敗…大谷に「外角攻め」と「極端シフト」の壁

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 ニューヨーク遠征の前まで2試合連続無安打のなかった大谷が、今回のヤンキース3連戦は13打席ノーヒット。メジャー初の3戦連続無安打に終わった大きな原因は、ヤンキース投手陣の徹底した外角攻めと極端なシフトにある。

 初戦で大谷を3タコに仕留めたヤンキースのエース・セベリーノは「チェンジアップとスライダーを外角に投げるプランだった」と話した。速球を見せ球に外角への変化球で勝負してきたのは田中だけではなかった。

 一、二塁間を3人で守るヤンキース内野陣の極端なシフトにも泣かされた。2戦目の4、5打席目は、通常の守備隊形ならいずれも中前打。当たりはよかったが、二塁後方を守っていた遊撃手の正面だった。大谷はシフトの影響について「特にはない」と話しているものの、2戦目の第5打席の直後はクチをとんがらせて不満そうな表情を浮かべた。なぜ、あれがヒットにならないのかと憮然としていた。

 投手の外角攻めと内野手の極端なシフトへの対策は今後の課題になる。

▽大谷の話「普段と変わらずに自分の仕事ができればいいと思って打席に立った。(田中は)変化球も一つ一つ素晴らしいが、カウント球から(ストライクゾーンの)枠の隅を突くような制球力がある。すごい勉強にはなった」

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