電撃辞任後は連勝も…楽天“ポスト梨田”に挙がる2人の名前

公開日: 更新日:

「次の監督はダレがやるの?」

 梨田監督が電撃辞任した楽天の周辺で、話題になっているのが、次期監督人事だ。

 前監督からバトンを受けた平石監督代行は、立花球団社長から就任時に残り80試合で「50勝30敗」のノルマを課されている。成績が驚異的にV字回復すれば正式な監督就任の可能性もゼロではないだろうが、現状でノルマをクリアするにはハードルが高いと言わざるを得ない。

 昨季は前半戦で首位を快走しながら、後半に急失速したこともあり、水面下で「ポスト梨田」の調査が行われたといわれている。結果的に梨田監督は続投したものの、今季は成績不振によりシーズン途中で辞任した。このまま巻き返しが図れないようなら、新監督を迎えて出直す流れになる。

「候補として浮上するのが、監督としての現場復帰に意欲を燃やす前DeNA監督の中畑清さんです」とは、さる放送関係者。

「中畑さんは福島出身で、東北地方では絶大な人気がある。DeNA監督時代は、前身の横浜時代に4年連続最下位だったチームの再建に取り組んだ。持ち前の明るさと発信力でファンサービスを徹底、閑古鳥が鳴いていた横浜スタジアムにファンが殺到するようになった。グラウンドでは選手を『元気を出せ、覇気を出せ、あきらめるな』と鼓舞し続けた。今の楽天に足りないところを埋められる存在といえます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性