藤原は虎ドラ1候補、根尾は…大阪桐蔭の目玉2選手の行く末

公開日: 更新日:

「どうも阪神さんは藤原(大阪桐蔭、外野手)にご執心らしいね」

 こう話すのは、あるパのスカウトだ。

 21日の決勝戦では、5打数3安打2打点の活躍。今大会通算12安打11打点、3本塁打、打率.462の数字を残している。

 かねてプロ注目の外野手として知られ、今秋のドラ1指名はほぼ確実。ということは、阪神は競合覚悟で1位指名するということか。

 冒頭のスカウトが言う。

「いや、一本釣りできる可能性もありますよ。スカウトの中には『藤原は今以上にパワーが伸びるか疑問。外野手というのも、つぶしが利かない。せいぜい外れ1位レベル』と言う者もいる」

 さらにこのスカウトは続ける。

「それでも外野のレギュラーを育てたい阪神にとっては垂涎の的。糸井(37)、福留(41)はトシがトシでしょう。高山(25)は年齢こそ若いが伸び悩んでいる。その点、地元大阪出身の藤原は走攻守と三拍子揃っている。外野が広い甲子園でこそ生きる選手だと、狙いを定めているようです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘