「まだ監督じゃない」発言で騒動に…渦中の中畑清氏を直撃

公開日: 更新日:

「テレビで発言してから、いろいろ言われちゃったよ」

 こう言って苦笑いを浮かべるのは、前DeNA監督の中畑清氏(64)。

 コトの発端はテレビ東京系のスポーツ番組「SPORTSウォッチャー」での発言にある。夏の甲子園を沸かせた金足農(秋田)の吉田輝星について、「私の中でもう決定してます。100%プロ入りしてください。吉田くん。待ってますよ。僕はまだ監督じゃないけども」と発言。ファンや関係者の間で、「まだ、ということは、すでにどこかの球団からオファーが来ているのか?」と騒ぎになったのだ。

 今オフは、数年に1度の大ストーブリーグが起こる可能性が高い。

「DeNAはラミレス監督が1年契約。ファンには再登板の待望論もある。中日森監督、オリックス福良監督、楽天の平石監督代行、下位に低迷する阪神も、今年からの3年契約を結んでいる金本監督の進退問題に発展する可能性がある。週刊誌には古巣である巨人の次期監督に決定、とデカデカと報じられた。中畑さんは12年から新規参入したばかりのDeNA監督に就任。4年間の成績はすべてBクラスだったが、横浜時代に万年Bクラスだったチーム改革にまい進、明るい性格かつ誠実なファンサービスが奏功し、閑古鳥が鳴いていたハマスタがギッシリとファンで埋まるようになった。DeNAの草創期をつくった功労者です」(マスコミ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々