4位転落巨人 CS広島対策の秘密兵器ヤングマンに出番あるか

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 巨人がついにBクラスに転落した。27日、同率3位のDeNAが阪神に勝ったため、0.5ゲーム差で4位となった。残り6試合の巨人は、何とか3位に入ってCSに出場したいところ。出場できれば、「奥の手」を用意しているからだ。

 1年目の助っ人右腕、テイラー・ヤングマン(28)である。外国人枠の関係で開幕から二軍待機が続いたが、一軍で登板機会を得ると、4試合で3勝1敗、防御率2.77。左手を骨折し、7月26日に登録を抹消されるまで安定した投球を見せた。すでに故障は完治し、二軍で実戦復帰を果たしている。斎藤投手総合コーチは「CSから秘密兵器」と期待を寄せる。そして「9日(最終戦)にみんなで投げて13日(CSファーストステージ初戦)に先発がいない状況もあり得る。そういう時に行ってくれたら」とまで言う。それほど首脳陣の評価は高いのだ。

 さるチーム関係者がこう言った。

「ただ、2位の可能性が高いヤクルト戦は2戦1勝1敗、防御率4.91といまひとつ。本当に秘密兵器にしたいのは、CSファイナルSで待ち受ける未登板の広島戦です」

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