V3広島は球界新盟主 純利益10年100倍で経済効果は巨神以上

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「広島がこのまま日本一になれば、新盟主誕生といっていいでしょう」

 こう話すのは、関大名誉教授の宮本勝浩氏だ。広島が26日のヤクルト戦に勝利し、リーグ3連覇を達成した。観客は3万2244人。真っ赤に染まったマツダスタジアムで、緒方監督が9度、高々と胴上げされた。ライバル球団の追従を許さない独走優勝。チームの強さもさることながら、広島は今や、大きなカネを生む球団に変貌を遂げた。

 冒頭の宮本氏は、広島優勝の経済効果を459億3421万円と試算した。広島という地方都市に本拠地を置きながら、07年巨人(418億円=日興コーディアル)、14年にリーグ2位から日本シリーズへ進出した阪神(429億円=宮本研究室)をも上回る。

「広島は、編成面では巨人、阪神、ソフトバンクのようにFAや助っ人を大金で獲得するわけでもなく、自前で人材を発掘し、チームの『核』として育成する。営業面においても、3連覇で売り上げは頭打ちになってもおかしくはないのに、3年連続で観客動員を増やし、巧みなグッズ戦略などで売り上げを伸ばしている。『カープ女子』といわれる女性や家族を新たなターゲットにし、地元のみならず、全国でファンを拡大していることが奏功しているのでしょう」(宮本氏)

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