広島は緒方長期政権へ 監督候補は30年先まで“待ちぼうけ”

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 広島緒方孝市監督(49)は2015年の就任1年目こそリーグ4位に終わったものの、その後3連覇。5年目となる来季の続投は確実となっている。

 野村謙二郎前監督(52)を含め、広島はこれまで5年を一区切りとするケースが多かった。この法則に当てはめれば、緒方監督は来季いっぱいということになる。とはいえ、チームはV3で黄金時代に突入。経営陣からの評価も高く、長期政権の可能性が出てきた。

 そうなると「順番待ち」の監督候補は待ちぼうけである。広島ほどズラリと並ぶ球団は他にないからだ。

 候補とされるのは佐々岡真司二軍投手コーチ(51)、前田智徳氏(47)、黒田博樹氏(43)。広島の某OBがこう言う。

「順番はともかく、いずれ全員がやる。これがカープなんです。そこに今季限りでの引退を表明している新井(貴浩=41)も加わった。そして、黄金時代が到来したことで、球団内で再評価の動きがあるのが野村前監督。丸を筆頭に、菊池、田中、鈴木誠也ら、現在の主力を1年目から辛抱強く起用しながら育成したことで、5、5、4、3、3位だった功績を見直そうという声がある。野村2次政権があるかもしれないのです」

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