阪神17年ぶり最下位 金本続投と小幅改造に選手ドッチラケ

公開日: 更新日:

 ここまでボロボロになるものなのか。

 阪神が8日のヤクルト戦に敗れ、2001年以来となる最下位が決定した。2位通過でCS進出が決まっている相手とは勢いもモチベーションも違うとはいえ、この神宮2連戦は完敗。監督の去就問題に揺れる巨人中日よりも順位は下だ。糸井や北條が故障リタイアしているとはいっても、情けないにもほどがある。が、しかし、阪神は来季も金本監督を続投させる方針だという。昨オフ、新たに今年からの3年契約を結んでおり、来季続投が既定路線になっているからだ。

 さらに来季は、片岡ヘッドを二軍監督に、二軍で日本一になった矢野二軍監督を一軍ヘッドに配置転換するプランが浮上。金本監督の要望で、西武、中日で活躍した和田一浩氏を一軍打撃コーチに招聘するというのだが、こんな小幅な“内閣改造”で果たしてテコ入れと言えるのか。

「低迷の責任を取るべき金本監督は留任、ナンバー2である片岡ヘッドも配置転換させるだけ。上が責任を取らないことで、選手はシラけている。オフのFA補強も当初は浅村(西武)の名前が挙がったものの撤退が濃厚。西(オリックス)だって取れるかどうかわからない。チームの中心選手である糸井や福留らベテランは衰えていく。上昇ムードは乏しい。来季も苦戦必至です」とは、球界関係者。

 こんな状況で来季も金本体制に託して大丈夫なのか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは