貴乃花が手にした5000万円 “9.25退職”にこだわった理由

公開日: 更新日:

 貴乃花(46)が協会を去るにあたって、執拗にこだわったのは退職の日付だった。

 臨時理事会で正式に退職が認められたのは10月1日だったが、貴乃花は弁護士を通じて9月25日にしてもらいたいと言った。

 ある親方の解説はこうだ。

「翌26日には番付編成会議があった。審判部に所属する貴乃花は、書類上の不備で正式に退職が認められていないだけに本来、出席義務がある。けれども、一方的に会見を開いて辞めますと言ったきり、なしのつぶて。無断欠勤となれば、懲戒の対象になる。退職金や功労金に響く可能性があるだけに、25日にこだわったんじゃないか」

 それでも貴乃花の退職は書類が正式に受理された10月1日になった。だとすれば「無断欠勤」は退職金や功労金に影響するのか。そもそも、あれだけ協会に刃を向けた貴乃花に退職金はともかく、功労金は盗人に追い銭にならないか。出るとすれば退職金と功労金はいくらくらいか。

 まず、退職金は、協会の退職金支給規定によって決まる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」