ドジャースがWS王手も…マエケンはア覇者に“丸裸”にされる

公開日: 更新日:

 サイン盗みではないものの、昨年のワールドシリーズではドジャースダルビッシュ有が、アストロズに投球時の癖を見抜かれた。当時の地元メディアなどによれば、ボールをグラブに収める際、握り直すかどうかで、スライダーかカットボールかを相手打者に見極められたのだという。球種がバレバレだったダルは2試合に登板し、いずれも二回途中でKOされた。

 サイン盗みならレッドソックスも大胆だ。昨年の9月にはベンチ入りしているトレーナーが腕時計型携帯端末を使って、ベンチ裏のビデオ係から情報を受信。数人の選手に合図を送る不正行為を繰り返していた。この時は対戦相手のヤンキースからMLBに証拠映像とともに告発状が提出され、レッドソックスはサイン伝達を認めるしかなかった。

 ワールドシリーズ連覇のかかるアストロズ、5年ぶりの世界一を目指すレッドソックスとも、七~八回に登板する前田攻略がシリーズの行方を左右する。

 前田は昨季のダルがそうだったように、どちらと対戦しても、火だるまになる可能性もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後