メジャー挑戦決定 菊池雄星“10球団55億円”争奪戦の内幕

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「各球団の陣容によって異なりますが、昨今のメジャーでは2番手までがエース格として評価されます。菊池はだいたい先発の3番手以内、左腕では1番手の位置付けになるでしょう。仮にメジャーのFA選手であれば、年間15億円程度の年俸が期待できるところですが、田中もダルも大谷もそうだったように、日本から海を渡る投手には故障リスクが伴います。なので平均年俸は8億5000万~9億円、どうしても欲しい球団で11億円、契約年数は3年から5年程度でしょう」

 つまり、最大で総額55億円程度の契約になるということだ。

 現在の入札制度は移籍金付きのFAみたいなものだから、選手は行きたい球団に行くことができる。メジャー球団にとっては自由競争だが、それなら何球団が獲得に乗りだすか。

「レンジャーズやマリナーズなどエース不在の球団はもちろん、ヤンキース、レッドソックス、ドジャースカブスなどの金満球団も手を挙げるかもしれません。例えばヤンキースなどは投手力があっても、FAを取得したサバシアは38歳と明らかに陰りが見えます。サバシアと年俸2億~3億円で再契約し、菊池は次の世代のエース格という位置付けで、サバシアの3倍の資金を投入することも十分、考えられますからね。さらに資金面で手が届かない、獲得できないと分かっていながら形だけ獲得に乗りだす球団も中にはある。メディアに球団の名前が露出することで地元ファンには本気でチームを強くする気がある、日本でメジャー志向の強い選手には日本人選手の獲得に意欲があるとアピールすることができますから。本気で狙っている球団に加え、とりあえず獲得に名乗りを上げる球団も含めれば、だいたい10球団程度が手を挙げるのではないでしょうか」(鈴村氏)

 入札制度の申請期間は11月1日から12月5日まで。選手とMLB球団との交渉期間は30日間。メジャー球団による菊池争奪戦がいよいよスタートする――。

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