メジャー挑戦決定 菊池雄星“10球団55億円”争奪戦の内幕

公開日: 更新日:

「彼の夢なので、球団としても快く応援してあげたい」

 21日、西武の居郷球団社長がこう言った。

「彼」とは今季、3年連続2ケタ勝利となる14勝を挙げ、10年ぶりのリーグ優勝に貢献した菊池雄星(27)のこと。つまり西武は入札制度(ポスティングシステム)による菊池のメジャー移籍を容認するということだ。

「この1年間、いろいろなことがあった。いろんな方々に支えてもらって、感謝の気持ちでいっぱいです。9年間を振り返ると、本当に……やっぱりいろんなことがあった。そういうことを振り返りながら、ロッカー整理をしていた」とは試合後の本人だ。

■10年越しの夢

 菊池のメジャー志向は花巻東高(岩手)時代から。高3時にメジャー8球団と面談しながら、会見では泣く泣く日本球界入りを表明した。いわば10年越しの夢がかなうことになる。

 それなら菊池はメジャーでどれくらい評価されるのか。年俸はいくらくらいで、何球団が獲得に乗りだすのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?