巨人が“第3捕手”と“右の代打”に年俸1.5億円ずつは本当か

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 FA申請期間はきょう13日が最終日。西武からFA権を行使する炭谷銀仁朗(31)の獲得に乗り出す巨人はどんな条件を出すのか。

 今季の西武の捕手は、森が136試合、岡田が52試合、炭谷が47試合。それでも年俸は1億1000万円と高額だ。

「FAのルールでは前年の年俸で据え置くことになっているが、据え置かなくても『特別な事情をコミッショナーに申請すればいい』という抜け穴がある。だから実際は、かなり高めになることが多い。例えば巨人がDeNAから山口俊をFAで獲得した際、据え置きの年俸は8000万円だったが、実際は約3倍増となる2.3億円だったことが後に判明した。巨人は炭谷に現状維持の1.1億円を最低ラインとして1.5億円程度を提示する可能性は十分ある。年数は2年以上の複数年が基本だから、総額は3億円を超えてくる。西武の3番手捕手でも、FAで手を挙げる以上、礼儀としてそれなりの年俸は確保するとみられています」(球界関係者)

 今季までの正捕手・小林の年俸は5400万円。今季は119試合でマスクをかぶったものの、規定打席にも到達しておらず、ダウンの可能性がある。

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