広島1位・小園海斗の成長に一役…父語る400万円の秘密兵器

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「朝原君とは兵庫県の高校選抜で一緒になったり、大学時代はインカレで会ったり、ボクはライバルだったと思っていますよ」と考志さんは笑う。

 埼玉県出身の母・こず江さん(43)は元女子サッカー選手だ。小学時代はキックベース、中学時代はバスケットボール。進路相談で「身長が162~163センチだったのでバスケは厳しいと。身体能力を生かすためにサッカーはどうだ? と勧められて」(こず江さん)と強豪の本庄女子高(現・本庄第一)体育コースに進学。「授業は午前中だけ。午後からは毎日部活でした」というサッカー漬けの環境で50メートルを6秒台後半で走る俊足MFとして全国3位を経験。元なでしこジャパンGKの山郷のぞみさんは高校の同級生だ。

 卒業後は22歳まで、なでしこリーグの前身・Lリーグの旭国際バニーズ(現・バニーズ京都SC)でMFとして4年間プレーした。小園が幼少期には、枕元にサッカーボールを置いたというが、「全く興味を示さなかった」とこず江さん。育児日誌をひっくり返すと、「生後9カ月でキャッチボールを始めたと書いてありました」と根っからの野球小僧だった。

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