楽天2位・太田光 教師の父母が育てた“スポーツ万能3兄妹”

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 息子2人の練習には、野球経験のない正浩さんも付き合った。2人が小学生の頃は平日、仕事から帰宅した後、近所のバッティングセンターに連れて行き、1時間ほど打ち込ませた。少年野球チームに所属している子供たちは割引料金で利用できるとはいえ、1回(30球)で100円。時には10回打つため、1日の利用料金は2人合わせて2000円になることも。

「息子2人が必死になって野球に取り組んでいるのは、親としては生きがいでした。確かに出費はかさみましたが、息子たちが楽しんでやっていること。キツイとは感じませんでした」(正浩さん)

(次回はDeNA1位・上茶谷大河

▽おおた・ひかる 1996年10月14日、岡山県生まれ。広陵高では「主将・捕手・4番」として2014年夏の甲子園出場。大商大では1年春から正捕手。同年24年ぶりの大学選手権出場に貢献。関西六大学リーグでは計6度のリーグ優勝。50メートル走6秒2。遠投115メートル。二塁への送球は1・9秒台の強肩。178センチ、76キロ。契約金は7000万円、年俸1200万円(金額は推定)。

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