楽天2位・太田光 教師の父母が育てた“スポーツ万能3兄妹”

公開日: 更新日:

「何も指示をしなくてもできる子でした。投手に返すふりをして一塁走者を刺すなど、当時から素質が違うなとは思っていました」――。

 太田が中学時代に所属した倉敷ドリームボーイズ(現倉敷ボーイズ)で代表を務める光延哲也氏が当時をこう振り返る。

 野球を始めたのは小学2年。軟式の「西浦少年野球」では、低学年の時は内野を守り、5年生で捕手に転向した。

「少年野球では社会人野球でもプレーした経験豊富な監督の指導もあり、入って来た時は、ズバぬけた存在でした。当時からトレーニングにも真剣に励み、体幹強化などは専門書を買って研究してました。体は大きい方ではありませんでしたが、体幹トレの成果もあってか、故障はほとんどしませんでした」(光延氏)

 広陵高(広島)、大阪商業大では主将を務めた。各球団のスカウトからは「頭脳派捕手」としてリードを高く評価されたのは、教育者の家庭で育ったことも無関係ではないだろう。

 父・正浩さん(48)は岡山県内の公立高校の日本史教諭、母・真理さん(51)は以前、小学校で教壇に立っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは