野口寿浩氏が今も後悔 大矢監督の休養は「ボクのせい」

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 新天地でのキャンプ終盤。若手捕手のフライ捕球の練習に加わった時だった。

「天気が良くて風が強い日でした。打球が風に流され、体がフラッと動いた時に肩がガクッとして痛みが残った。すぐに良くなると思ったが、移籍してすぐ故障したとはとても言えない。開幕を迎えてもだましだましプレーしていましたが、4月末には肩が動かなくなった。大矢監督から『病院に行ってこい』と言われて検査したら右肩の腱が断裂していた。復帰を焦り、いろいろな病院に行きました。すると交流戦の直前に大矢監督の休養が発表された。今でもボクのせいだと思っています。4月は開幕6連敗のあとは5割でしたから。ボクが出られなくなって坂を転がるように……本当に申し訳ないと思っています」

【連載】FA経験者が語る 苦悩と葛藤の7日間

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