駒田徳広氏は横浜入団発表前日に「現状維持でいいよな?」

公開日:

 プロ野球のストーブリーグの話題の中心になるFA。申請期間は日本シリーズ終了の翌日から1週間(土・日・祝日を除く)。当事者にとっては人生を左右する「7日間」だ。過去の経験者に当時の苦悩、葛藤、舞台裏を聞いた。

  ◇  ◇  ◇

 FA制度が導入されたのは1993年。その「元年」に権利を行使し、巨人から横浜(現DeNA)へ移籍した駒田徳広氏(56=高知ファイティングドッグス監督)もまた、「巨人からの慰留はありませんでした」と言う。

「当時は『FA権なんて持っていても誰も使わないだろう』という雰囲気だった。槙原(寛己)が宣言残留したとき『そんなこともできるのか』と驚いたほどです」

 駒田氏は「巨人生え抜き」で唯一、国内球団にFA移籍した選手。権利取得後、92年に勇退していた藤田元司監督から「巨人を出る覚悟があるのか。あるなら、アキのところへ行け」と言われたという。「アキ」とは近藤昭仁氏。91年まで巨人ヘッドコーチを務め、93年から横浜の監督に就任していた。駒田氏には横浜のほか、阪神、ダイエー(現ソフトバンク)、ロッテ、西武などが関心を示していたが、「横浜と天秤にかける気持ちはなかった」と言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロシア専門家が警鐘「北方領土問題進展は日本側の幻想」

  2. 2

    巨人が岩隈獲得も…“救世主”とアテにできない致命的欠陥

  3. 3

    火野正平との醜聞が話題に 元祖バラドル小鹿みきさんは今

  4. 4

    日ハムと巨人では“雲泥の差” 注目2球団補強の中身と狙い

  5. 5

    FA丸を筆頭に総額50億円大補強…巨人最大の問題はリリーフ

  6. 6

    魔性の女が復活…「あな渡」は“荻野目慶子劇場”と化した

  7. 7

    ソフトバンクを襲った“3重苦” 上場延期説が市場を駆け巡る

  8. 8

    広島はマネーゲームせず…丸にも最後は“渋チン”貫いた理由

  9. 9

    お笑い界追放か とろサーモン久保田の“有名だった酒グセ”

  10. 10

    清原の二の舞か…“Vの使者”丸を待つ巨人移籍1年目の大重圧

もっと見る