J1参入プレーオフ開幕 湘南vs名古屋の“昇降格争い”に注目

公開日: 更新日:

 Jリーグの昇格、降格争いが佳境に入った。25日はJ2の「J1参入プレーオフ」が開幕。今季6位の東京Vが5位の大宮を1―0で下し、12月2日の2回戦に進んでJ2・3位の横浜FCと対戦する。この試合の勝者が同8日のプレーオフ決勝に進出。J1・16位のチームと対戦して「勝者が来季J1」となる。 その「J1・16位」は12月1日のJ1最終節で確定する。対象チームは12位の横浜M、13位の磐田、14位の湘南、15位の鳥栖、そして16位の名古屋。どのチームがプレーオフに回るのか? 元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

「勝ち点41の横浜Mは得失点の関係で負けても残留の可能性大。今季王者の川崎が相手の磐田、12月12日開幕のクラブW杯出場を決めている3位の鹿島と戦う鳥栖は勝ち目が薄く、勝ち点は磐田が41に、鳥栖が40にとどまる公算が大きい。そうなると、勝ち点が40で並んでいる湘南―名古屋の直接対決が注目です。最終節は同時刻キックオフ。たとえば、磐田と鳥栖が前半で0―3など決定的な差をつけられた場合、湘南と名古屋は互いに攻め込まず、あうんの呼吸で引き分けに持ち込んで勝ち点を41に伸ばすことを優先するかもしれません。そうなると得失点差によって13位・湘南、14位・名古屋、15位・磐田、16位が鳥栖ということになる」

 24日の清水―神戸戦で大乱闘事件が勃発したが、最終節も肉弾相打つドタバタ必至である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは