最多18人FA流出に前向きも…西武・森友哉が漏らしたホンネ

公開日: 更新日:

 過去、FAによって12球団最多18人が流出している西武。最近では2015年から4年連続でFAによって選手を失い、今オフは浅村が楽天へ、炭谷は巨人へ移籍が決まった。西武の場合、宣言残留を容認するようになったのはごく最近。15年オフには宣言残留を認めない球団が複数あることに対し選手会が異議を唱えたが、16年オフに楽天へFA移籍した岸孝之(33)のときは事実上、残留を認めていなかった。

 相次ぐ主力の流出を、実際に在籍している選手はどう感じているのか。

 27日、ベストナインに選出され、「NPBアワーズ」に出席した捕手の森友哉(23)に聞くと、「確かに、昔から(西武を)出て行く選手は多いですけど、出て行っても特にびっくりはしない」と言い、「むしろ……」と、こう続けた。

「選手が出ることで若手にどんどんチャンスが回ってくるので、若手がしっかり育ってくれたら、それはそれで良い環境ということなんじゃないかと。といっても、僕もまだ若手なんですけど(笑い)。そうやって若手同士で競争しながら、チーム内でも切磋琢磨できればいいと思っています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性