長所が欠点に? 貴景勝は押し相撲「だけ」では大関止まり

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 長所が欠点ともなりかねない。

 11月場所で初優勝を飾った貴景勝(22)。特徴は、気持ちがいいまでの押し相撲。真正面から力強い当たりで、相手を粉砕する。

 もちろん、次の1月場所では、対戦相手も対策を取ってくるだろう。変化や張り差しなど、それこそ、あの手この手を使ってくることが予想される。その試練を貴景勝が打ち破れば、大関昇進は確実だ。

 しかし、横綱となると話は別。ある親方は「押し相撲ということが問題です」とこう話す。

「少なくとも、年6場所制となった1958年以降、押し相撲『だけ』で横綱になった力士はいない。押し相撲が武器の横綱がいなかったわけではない。近年だと北勝海、いまの八角理事長が押し相撲だった。ただ、北勝海は四つ相撲でも強かった。その点、貴景勝は組んだら幕下以下。押し相撲は勢いに乗ると強い半面、安定感に欠ける面がある。それなら貴景勝も四つ相撲を覚えたらいいかといえば、175センチの身長がネックになる。リーチが短いので、相手のまわしを取りにくく、組んだ時点で不利な体勢になりがちなのです」

 何もかもがうまくいくとは限らないか。

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