法大野球部・青木監督 暴力指導の裏で口止めと就活の狡猾

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「昨秋には『青木監督が“就職活動”をしている』という話を耳にしました。まだ暴力が明るみに出る前だったので、用意周到というか、抜かりないなと。一方で、その約1カ月後には周囲に『来年も法大で頑張ります』と宣言していたようです。『オレは絶対に(暴力の事実を)認めない』と話していました」(大学野球関係者)

 パワハラ指導が始まった2015年、青木監督の鉄拳を目撃した選手らがいることは日刊ゲンダイが報じた通りだが、もうひとつ驚き呆れたことがあるという。別のOBが言う。

■一年生には丸刈りを「強制」

「青木監督の指導は感情に訴えたり、『気合と根性』みたいな感じ。語彙力があまりにも少なく、会話にならないときもありました」

 言葉が伝わらず、暴力に走るしかなかったのか、それとも、口より手が出てしまう性質なのか……。

 ちなみに、青木監督は1年生選手にだけ丸刈りを「強制」するという。中学や高校では珍しくない坊主頭も、東京六大学野球の中ではかなり目立つ。東大、立教大、明治大は1年生から髪を伸ばし、慶応大は系列の慶応高でも「脱坊主」。法大指揮官の時代遅れな指導はいつまで続くのか。

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