法政大野球部・青木監督 パワハラ疑惑報道で聞き取り調査

公開日: 更新日:

 29日発売の日刊ゲンダイ「法大野球部 青木監督パワハラ暴力指導疑惑」報道を受け、スポーツマスコミは大騒ぎだ。

 日刊ゲンダイは青木久典監督(45)のパワハラ、暴力指導疑惑をいち早く報じた。部員に対する日常的な暴力指導を訴える告発文が法大と日本学生野球協会に届いていることをはじめ、複数の野球部OBたちの証言を掲載。それによれば、青木監督はノックバットで部員の太ももや尻を叩いたり、野球部寮の玄関先で部員の腹部にパンチを見舞ったり、マネジャーにプライベートな雑用係のようなことをさせたりしていたという。

 日本学生野球協会の内藤雅之事務局長は、告発があった事実を認めたうえで、「いまはその事実確認を法政大へお願いして、報告書をお待ちしている段階。問題が事実であれば、審査室会議という第三者委員会の場で処分を決めると規則で決まっていますので、最終的にはそこで決まります」とコメント。法政大広報課は29日午前9時の段階で「これから関係各所に確認するところです」と回答。

 同日の夕方、改めて「そのような告発が大学と日本学生野球協会にあったことは認識している。大学にたいして日本学生野球協会から事実確認の依頼がきたため、調査のうえ報告する予定である。現在、保健体育センターや野球部が、事実関係の確認のために、当事者に対して聞き取り調査中である」と回答した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  5. 5

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  1. 6

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  2. 7

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

  2. 2

    福山雅治イメージ大暴落…「路上泥酔女性お持ち帰り」発言とファンからの"賽銭おねだり”が時を経て批判集中

  3. 3

    参政党・神谷宗幣代表の「質問主意書」がヤバすぎる! トンデモ陰謀論どっぷり7項目に政府も困惑?

  4. 4

    フジテレビ「不適切会合」出席の福山雅治が連発した下ネタとそのルーツ…引退した中居正広氏とは“同根”

  5. 5

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  1. 6

    福山雅治がフジ第三者委「有力番組出演者」と認めた衝撃…NHKの仕事にも波及不可避、ファンは早くも「もうダメかも…」

  2. 7

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  3. 8

    福山雅治「ラストマン」好調維持も懸案は“髪形”か…《さすがに老けた?》のからくり

  4. 9

    【独自!】国民民主党にまた不祥事…63歳“激ヤバ”新人都議がコンサル報酬「不払い」でトンズラ

  5. 10

    【武道館チケット入手記念】2013年ザ・タイガース武道館公演の感想「発掘」