メジャー見据えるDeNA筒香 打撃フォーム改造で準備は着々

公開日: 更新日:

 さらに左翼守備に関しても、上田外野守備走塁コーチは「昨季終了後、左中間の打球をよりスムーズに追えるように準備してくれ、と要望を出した。本人もキャンプに入って、『自信を持って取り組んできました。見ててください』と。実際、今年は打球を追うスピードが上がって、より軽快な動きができている」と進化を認めている。

 筒香は昨オフの契約更改の際に、メジャー挑戦したい意向を球団に伝えた。早ければ今オフにもポスティングが認められる可能性がある。

 西海岸のメジャースカウトが言う。

「エンゼルスの大谷がそうだったように、ノーステップにしたりして打つ動作から無駄を省けば、メジャー投手の球威があって動くボールに対応しやすくなる。打撃でパワーをアピールするのはもちろん、守備面も向上するに越したことはない。過去の日本人メジャー選手で唯一、パワーヒッターと認められている松井秀喜巨人で50本塁打した翌年にメジャー挑戦した。筒香が今年、もし50本塁打をマークするようなら、パワーヒッターとして認識する球団も出てくる。より好条件を得ることができるだろう」

 来るべきときに向け、準備は着々と進んでいるようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状