帖佐寛章
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帖佐寛章日本陸連顧問

1930年6月、東京都生まれ。東京教育大(現・筑波大)で日本選手権800メートル、1500メートル優勝。箱根駅伝出場。引退後は順天堂大陸上部監督として箱根駅伝優勝。数々のトップアスリートを育てた。五輪監督、日本選手団副団長、神戸ユニバーシアード日本選手団長、日本陸上競技連盟強化委員長、専務理事、副会長をはじめ、日本体育協会副会長、国民体育大会委員長、国際マラソン・ロードレース協会会長などを歴任。現在は日本陸連顧問、順大スポーツ健康科学部名誉教授。

欧州・ソ連への自費遠征で「ステロイド」の小瓶を日本に…

公開日: 更新日:
澤木(左)の走りは世界でもトップクラスだった。飯島はプロ野球界へ。69年からロッテオリオンズでプレーした(C)共同通信社

 1964年の東京五輪の2年後、順大OBの澤木啓祐(元順大監督、陸連専務理事、現在は順大名誉教授)と早大OB飯島秀雄の3人で欧州、ソ連遠征に自費で出た。

 澤木は前年のユニバーシアード(WUG)ブダペスト大会の5000メートル(13分45秒2)で優勝。飯島は64年に西ベルリ…

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