南米弱小国に1点のみ…森保Jの「致命的欠点」を2氏が指摘

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■「いつもと同じサッカー」の繰り返し

 後半16分、コロンビア戦に先発したMF中島と堂安が、同23分にはMF南野とMF柴崎が投入され、同31分にMF中島が決勝弾を決めた。

 しかし釜本氏は「同じように失望した」とバッサリだ。

「少しは攻撃が活発化したが、主軸組も<いつもと同じサッカー>を繰り返すばかり。意外性は感じられず、試合全体の印象は<不完全燃焼>という言葉以外、頭に浮かばなかった」(釜本氏)

 そもそも相手のボリビアは南米弱小国。結局はコロンビア戦の主軸組とボリビア戦の控え組の間には「大きなレベル差がある」(評論家の鈴木良平氏・ドイツサッカー連盟公認S級コーチ)ことがハッキリした。

「この日の先発メンバーでレギュラーに食い込む可能性のある選手は、現時点でいないと言わざるを得ません。代表2連戦で露呈したのは、日本代表の<致命的な選手層の薄さ>です」(鈴木氏)

 森保ジャパンの先行きは不透明である。

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