南米弱小国に1点のみ…森保Jの「致命的欠点」を2氏が指摘

公開日: 更新日:

「日本代表選手たちのハイレベルなプレーが“口直し”になると思ったのですが……」と話すメキシコ五輪得点王の釜本邦茂氏は、日本(世界ランク27位)―ボリビア(同60位)戦が行われた26日昼に知人から依頼され、静岡市内で高校サッカー部同士の試合を観戦。アドバイスを求められた。

 そこで話した「ボールを扱う、回す、つなぐのは上手でもシュートまでのアイデアがない。ゴールの予感が漂ってこない」と、同じ印象を日本代表戦に抱いて「不完全燃焼感しかない」と言うのである。

 日本代表を率いる森保監督は、22日のコロンビア戦からスタメン全員を入れ替えた。

 サブ組の連係不備は仕方ない部分もあるが、それにしても見せ場がなさすぎた。

 ロシアW杯以来の代表復帰で注目されたMF香川はチャンスらしいチャンスもつくれず、ワントップに入った初招集のFW鎌田はシュートわずか1本に終わった。

「足元から足元につなぐパスだけ。空いたスペースに走り込んだ選手にパスを送るだけ。相手PA内でもパスを回すだけ。ゴールに必要なシュートまでの道筋も見えてこなかった」(釜本氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」