米下部ツアープロより劣る 日本人“飛ばす能力”低下の深刻

公開日: 更新日:

 日本男子ツアーの相対的な実力低下がハッキリした。

 世界のトッププロが集結する米ツアーには最初からかなわないが、かつて日本ツアーと実力で肩を並べているといわれた欧州ツアーにも抜かれ、今では米下部ツアーにも差をつけられていることがわかった。

 R&Aが毎年発表する「ディスタンスリポート2018年版」によると、日本ツアープロの平均飛距離は、米ツアープロ、米下部ツアープロ、欧州ツアープロよりも劣っていたのだ。

 深刻なのは、それだけではない。

 世界の主だったツアーは毎年飛距離を伸ばしているのに対して、日本のツアープロたちの平均は、伸び率が最も低いのだ。

 数字を見てみると一目瞭然だ。

 日本のツアープロの18年平均飛距離は282・9ヤードで、17年からわずか0.3ヤードしか伸びていない。

 それに対して、米ツアーは17年から18年にかけて3.6ヤードも飛距離が伸びて平均296.1ヤード。日本ツアープロは13ヤードも差をつけられている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々