【全米プロ】松山英樹はイーブンで17位T発進「悪くない」
【全米プロゴルフ選手権】
昨年8月のWGCブリヂストン招待から米ツアー20試合連続で予選落ちナシの松山英樹(27)。
安定しているようにも見えるが、優勝争いに絡めずに不満が募るシーズンを送っている。現在はフェデックスランクが40位、2年前に2位だった世界ランクも30位まで後退した。
使用ギアからショットやパットなど課題はいろいろあるが、松山の場合は初日の出遅れも問題だ。
今季はトップ10スタートが1月のファーマーズ(初日6位↓最終結果3位)の1試合だけ。9位フィニッシュだった2月のジェネシスオープンは初日76位タイ発進。8位に終わった3月のプレーヤーズ選手権も初日53位タイと出遅れている。
ちなみに過去5勝のうち、2017年フェニックス(初日2位)、16年WGC―HSBCチャンピオンズ(同3位)、16年フェニックス(同1位)の3勝はスタートダッシュに成功して勢いに乗った。優勝争いには初日の好発進が欠かせないともいえる。