コース設定から賞金にまで…全米OP主催のUSGAに不満噴出

公開日: 更新日:

 大会直前に多くのトッププロが全米オープンのコース設定に不満を爆発させたが、実は賞金でももめている。

 4年前に米国内での大会テレビ放映が、NBCからフォックスに変わり、全米オープン主催の全米ゴルフ協会(USGA)が手にする放映権料は年3700万ドル(約40億円)から9300万ドル(約100億円)に跳ね上がったからだ。

 ところが、全米オープンの賞金総額は2015年、16年は1000万ドル。17年、18年は1200万ドル。そして今年は50万ドルアップの1250万ドルと微増でしかない。

 4年前まで放映権料の27%が賞金に充てられていたが、今では13・4%にすぎない。つまり、選手サイドは放映権料が値上がりしたのだから、その分を賞金に回すべきだ、という理屈だ。

 実際、今年の賞金総額は「少なくとも1500万ドル、あるいは1800万ドルにすべきだ」という要求も出ていた。

 たとえば賞金総額1800万ドルなら優勝賞金は18%の324万ドル(約3億5000万円)になる計算だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  2. 2

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  1. 6

    田中圭が永野芽郁と密会していた“妻公認”の仕事部屋…警戒感緩むもバレやすい不倫の痕跡

  2. 7

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  5. 10

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから