オリ宮内オーナー「負けに等しい引き分け」も阪神喜べず

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「負けに等しい引き分けだったな。あれだけ四球を出したらダメ。ストライクの入らないピッチャーはダメですよ」

 16日の阪神戦。試合を観戦したオリックスの宮内オーナーが、5点リードを守れなかった投手陣を責めた。

 負けに等しい――。阪神にも同じことが言えるのではないか。六回を終わって0―5。敗色濃厚の試合を七回に4番・大山の適時二塁打、土壇場の九回2死から代打・福留の2点二塁打で試合を振り出しに戻してベンチは大いに沸いたものの、宮内オーナーが怒ったように、オリックス投手陣は10四球を与える大乱調だった。

 にもかかわらず、阪神は六回まで無得点。延長に入っても毎回のように好機をもらいながら、結局、12回で3安打と打線がことごとくチャンスを潰した。なんとか3タテは回避したが、とても喜べる試合じゃなかった。

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