大谷に続くか…マッケイ育てたレイズの二刀流育成システム

公開日: 更新日:

「レイズは総年俸が全体29位ながら昨季は90勝し、今季もワイルドカード争いでトップに立つ。『オープナー』を全球団に先駆けて導入するなど、データ活用術はメジャー屈指。これを育成にも生かしている。新人年、A-での2カ月間、全投球イニングを30回に制限した上で、大学時代と同じ調整をさせ、その際に得られたデータを基に昨季の練習プランを練った。例えば投手として日曜に先発する場合、翌月曜は午前に投手としての調整をし、午後は野手として試合に出場。水曜、金曜も午前にブルペン入りするなど投手練習をした後に、午後に野手として試合に出るといった具合です」

 マッケイは朝から晩まで野球漬け。ナイターが長引けば、就寝が深夜になることもあるというが、プロ3年目に駆け足でメジャーデビューできたのは、レイズの育成システムが奏功したからだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑