マー君が球宴勝利投手も…次回“中3日登板”にア指揮官の策略

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 ヤンキース・田中将大(30)が9日(日本時間10日)のオールスター(オハイオ州クリーブランド)に2番手で登板。1イニングを無失点に封じ、勝利投手となった。

 ブルージェイズ・ストローマン投手の代役で選ばれた田中は前日に、ア・リーグの指揮を執るレッドソックスのアレックス・コーラ監督に登板を告げられてた。

 日本人投手が球宴のマウンドに登るのは7人目の栄誉。田中は「キャリアの中でも新しい1ページに記される」と話し、日本人初の勝利投手という栄誉も手にしたが、喜んでばかりもいられない。

 コーラ監督が田中を起用したのは、思惑があってのものだからだ。

 同監督は昨季、就任1年目、43歳の若さでチームを世界一に導いた。データを駆使した采配を振るい、知略家としても知られる。相手投手の癖を見抜いたり、サイン盗みなども巧妙で、昨季はMLBの調査を受けた。

 レッドソックスは首位ヤンキースに9ゲーム差のア・リーグ東地区3位で前半戦を終えた。メジャーで9ゲーム差は十分に射程圏内。後半戦、ヤンキースを猛追するレッドソックスにとって、田中は目の上のたんこぶだ。

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