プロ最短KOで二軍落ち…中日・松坂は退団濃厚でも現役固執

公開日: 更新日:

 これが見納めかもしれない。

 28日に登録抹消された中日松坂大輔(38)だ。27日のDeNA戦に先発し、わずか1死しか奪えずに、8失点の大炎上。プロ最短KOで二軍落ちが決まっていた。

 ソフトバンクでは右肩関節唇の損傷などで3年間で1度しか登板できず、17年オフに退団。中日にテスト入団という形で拾われ、昨季は11試合に投げた。6勝4敗、防御率3.74の成績を残し、1500万円の年俸は8000万円+出来高に上がったのだが、チーム内では浮いた存在だったという。

 あるOBが言う。

「昨年監督だった森さん(現シニアディレクター=SD)は、松坂のプロ入り1年目の西武のコーチで、大のお気に入り。何とか復活させようと、先発ローテの間隔をあけ、長いイニングを投げさせなかった(平均約5回)。しかも、勝ち星をつけさせようと貧打の阪神戦によく起用(4試合)した。松坂に対する特別扱いのシワ寄せは他の先発や中継ぎ陣にくる。昔からこういう選手はチームの和を乱す原因になる」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?