1000勝のG原監督がミスターに託された優勝より難しい仕事

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 勝ちながら4番を育てろ――。祝福する一方で、しかし、注文も忘れなかった。長嶋氏の最大の心配事は、岡本和真(23)である。27日の阪神戦で4番から7番に降格。この日は6番で4打数1安打だった。6月にも一時期、4番を剥奪され、30日現在、打率.258と苦しんでいる。

「原監督は一時10.5、12ゲーム差も離していたDeNAと広島に猛追され、岡本を4番から外す決断を下した。チームには本塁打数リーグトップの坂本勇がいる。今年はリーグ優勝奪回が至上命令だけに、勝利優先を徹底している。長嶋さんは補強もやったけど、あの松井秀喜を4番として育てた、という自負がある。だから岡本も同様に、ということなんでしょうが、正直なところ、今年はそこまで手が回るかどうか」(チーム関係者)

 5年ぶりのV奪回より、岡本を「どっしりとした不動の4番」に育てることの方が、難しい課題かもしれない。

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