1000勝のG原監督がミスターに託された優勝より難しい仕事

公開日: 更新日:

 巨人原辰徳監督(61)が、史上13人目の監督通算1000勝を達成した。

 30日、9連勝で乗り込んできた3位・広島に終盤追い上げられたものの、8―5で振り切った。試合後にはお立ち台に上がり、「朝になれば『今日どうやって勝つか』。夜になれば『明日どうやって勝つか』。もうその積み重ね。まあ、この数字に来た。今現在も自分の中で『今日は終わった』と。『明日またどうやって勝とうか』と、そのことしかない」と声を張り上げた。

 巨人では3人目。1066勝の川上監督に次ぐ1034勝を挙げた巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(83)がコメントを寄せた。

「今、私から原監督に伝えたいことは2つ。1つは岡本君をジャイアンツの4番として、しっかりと育てて欲しい。ジャイアンツの4番はどっしりとしていなければならない。不動でなければならない。岡本君はボールの捉え方を見ていても、その素質を持っていると、私は見ています。2つ目はこの夏場をなんとか乗り切って欲しい。そして力強いジャイアンツを再びファンに見せてもらいたいと願っています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」