【スクープ】ドラフト候補球児をメジャーが“反則”青田買い

公開日: 更新日:

■ローマ字表記の氏名と生年月日

 そういった日米双方の規制があるにもかかわらず、甲子園を目指す高校球児を卒業と同時、あるいは今年中にも米国に連れていこうと企んでいるメジャー球団があることが日刊ゲンダイの取材で分かった。

 西海岸のメジャー球団のある編成関係者がこう言った。

「事前に登録された選手のリストを見たのは6月20日前後だったと思うけど、その中に日本の高校生2人の名前があったのです。まだ未成年だけに、リストに名前を載せるには、5月15日までに出生証明書の他に親の承諾書を提出しなければならない。それをMLBが審査した上で、パスした選手のリストが各球団に公開されるシステムなのです。リストに掲載された選手は、7月2日からメジャー球団との契約が可能になります」

 この編成関係者によれば、リストに記されているのはローマ字表記の氏名と生年月日とか。該当する選手のひとりは大阪の高校3年生で今年のドラフト候補にもなっている外野手A、もうひとりは北の方の高校2年生の内野手Bだ。少なくともAは今夏の大阪大会に出場している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発