【スクープ】ドラフト候補球児をメジャーが“反則”青田買い

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■ローマ字表記の氏名と生年月日

 そういった日米双方の規制があるにもかかわらず、甲子園を目指す高校球児を卒業と同時、あるいは今年中にも米国に連れていこうと企んでいるメジャー球団があることが日刊ゲンダイの取材で分かった。

 西海岸のメジャー球団のある編成関係者がこう言った。

「事前に登録された選手のリストを見たのは6月20日前後だったと思うけど、その中に日本の高校生2人の名前があったのです。まだ未成年だけに、リストに名前を載せるには、5月15日までに出生証明書の他に親の承諾書を提出しなければならない。それをMLBが審査した上で、パスした選手のリストが各球団に公開されるシステムなのです。リストに掲載された選手は、7月2日からメジャー球団との契約が可能になります」

 この編成関係者によれば、リストに記されているのはローマ字表記の氏名と生年月日とか。該当する選手のひとりは大阪の高校3年生で今年のドラフト候補にもなっている外野手A、もうひとりは北の方の高校2年生の内野手Bだ。少なくともAは今夏の大阪大会に出場している。

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