【スクープ】ドラフト候補球児をメジャーが“反則”青田買い

公開日: 更新日:

 日刊スポーツによれば、高野連の竹中事務局長は昨年11月の都道府県連盟理事長会議で、「都道府県の理事長を通じ、接触ルールに関して加盟校に注意喚起しました。5月に(大リーグ入りの)意思表示をすると、夏の大会に出られなくなってしまう」と説明したという。

 高野連に問い合わせると、「それ(Aがメジャーに事前登録されながら地方大会に出場していたこと)が事実であれば、府の高野連を通じて速やかに学校から報告書を出していただき、そこからどうするか審議します」と答えた。

 メジャーは、閉鎖的で島国根性丸出しの日本球界を快く思っていない。アマチュア選手がドラフトを拒否して直接メジャーに行った場合、一定期間、日本のプロ球団と契約できない「田沢ルール」が代表的だし、プロ志望届を出すまでメジャー球団との接触を禁じていることにしてもそう。台湾や韓国にはそんな縛りはないという。

 それはそれとして、ルールはルール。ダメなものはダメなのだ。5月15日以前にメジャーと接触したことは明らかな規定違反。高校生なら地方大会や夏の甲子園への出場資格を失うのに、しれっと地方大会に出場した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到