阪神の佐々木密着はダミー? ドラ1大本命は星稜・奥川か

公開日: 更新日:

 高校四天王が揃い踏みした21日の高校野球。石川・星稜の奥川恭伸(3年)がリリーフ登板し、自己最速を更新する158キロを2度マークした石川県立球場では、阪神西武のスカウトが熱視線を送っていた。

 阪神はこの奥川に熱心だという。

 大船渡の佐々木はすでに、日本ハムが1位指名を公言するなど、複数球団による競合が確実視されているが、佐々木を回避し、2番手クラスの奥川や明大の森下、JFE西日本の河野の指名をもくろむ球団が阪神だという。

 阪神は一方で佐々木に対しても密着マークを続けている。岩手大会予選の初戦に12球団で唯一、視察に訪れ、和田TAを含む3人態勢だった。

「今季の佐々木の登板状況を見れば、公式戦で1勝もしたことがない遠野緑峰相手に登板したとしても、全力で投げることはあり得ない。そんな試合を見ても、何の参考にもならないことくらいは、阪神とて分かっているはず。あえて密着するのは、むしろ、奥川を一本釣りしたいがためのダミーじゃないか」

 とは、在京球団スカウトだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動