日本「勝ち点5」発進も侮れない ロシアのラグビー強化号令

公開日: 更新日:

「ロシアでは国家ぐるみのドーピング(禁止薬物使用)で、陸上を筆頭に多くのアスリートが資格停止処分を受けた。世界のトップクラスであっても依然として資格回復が認められない選手が少なくない。プーチン大統領の肝いりもあって、ラグビーは新たにメダルを狙える種目として期待されています。来年の東京は厳しくても、24年パリ五輪での表彰台を目指してセブンズ(7人制)の本格的な強化に動いています」(ロシアのチーム関係者)

 確かに、ここ数年のロシアのセブンズの躍進は目覚ましい。昨年のW杯セブンズ米国大会では、FW、BKともスピードのある選手を揃えてアジアの強豪である日本、香港を下して2勝をマーク。出場24チーム中、14位に入った。

 黒星スタートとなった、リン・ジョーンズHCは「一つ一つのプレーの精度を高めて、安定感を保てれば、(W杯で)十分に戦えると思う」と話した。

 日本はセブンズに加えて、15人制でもロシアの後塵を拝する日が来るかもしれない。

【写真特集】ラグビーワールドカップが開幕 松島3トライで初戦を快勝

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動