久保建英 A代表最年少ゴールは森保監督のサブ采配次第

公開日: 更新日:

 サッカー日本代表が10日、埼玉スタジアムで行われるカタールW杯アジア2次予選でモンゴル代表と対戦(午後7時35分キックオフ)するが、FIFAランク31位の日本に対して183位の相手に勝ち点0に終わる可能性は極めて低く、どんな戦いぶりを見せながら何点取って圧勝するか? が試合の焦点となる。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

「森保監督は、モンゴル戦に向け『まずは目の前の一戦で勝ち点3を目指したい』と話している。FIFAランクで大差のついたモンゴルでも、現時点のベストメンバーを先発させるでしょう。しかし、格下相手に勝利だけを目標にするのではなく、今後の戦いを見据えてサブの選手を積極的に起用してチーム全体の底上げを図りたい。たとえばトップ下にMF南野が入り、サイドアタッカーは左にMF中島が、右にはMF堂安が入るであろう2列目は、スペインで存在感を増しているMF久保をトップ下に、クラブで好調を維持している原口を左に、伊東を右に配するなど指揮官にはぜひトライしてほしい」

 18歳MF久保には「A代表最年少ゴール」が掛かっている。その久保はメディアの質問に「記録記録と(いつも聞かれるので)面倒くさいところもある。早く決めたい」とウンザリとした顔でコメント。今後、最年少ゴールの質問を封印するためにも久保自身、ゴールを決めたいと本気で思っているだろうし、もちろんサポーターの関心度も高い。久保を雑音から守るためにも、森保監督には積極果敢な采配を期待したいところだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」