著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

メジャーリーグの恒例行事「シャンパンファイト」の雑学

公開日: 更新日:

 メジャーリーグでは、9月後半から10月末まで狂乱のシャンパンファイトが繰り広げられる。これは、①プレーオフ進出決定時、②ワイルドカードゲーム勝利時、③地区シリーズ勝利時、④リーグ優勝シリーズ勝利時、⑤ワールドシリーズ勝利時に行われる。

【歴史】     

 1957年にミルウォーキー・ブレーブス(現アトランタ)がワールドシリーズを制した時に初めてシャンパンファイトが行われ、その後、習慣化した。それまでは「ビールかけ」でシリーズの勝利を祝っていた。

【本数】

 大半の球団は使用本数を120~130本に抑えている。MLBが「シャンパンは各選手2本まで」というガイドラインを設けているからだ。最も多いのはドジャースの220本。「コーチ、選手の家族、球団役員らの分も必要」というのがその理由だ。

 この他、最近はどの球団もノンアルコールのシャンパンを大量に用意している。通常のシャンパンは「クラブハウスに設営された会場の中でしか使用できない」というルールがあるが、ノンアルコールの方は会場外でも使用可能で、グラウンドで待つ家族やスタンドのファンと乾杯する選手もいる。

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