6球団争奪のFA福田 レギュラー定着で“相思相愛”の球団は?

公開日: 更新日:

 さっそくモテっぷりを発揮している。

 今オフ、国内FA権を行使したソフトバンク福田秀平(30)。交渉解禁日の3日に西武から即日アタックされると、同じ日に中日とも交渉の場を設けた。

 今季年俸3600万円のスーパーサブに、ソフトバンクは4年5億円の大型契約を提示したともいわれるが、福田の決め手は金ではなく出場機会。ここまでプロ通算13年でレギュラーに定着した経験はなく、規定打席に到達したシーズンは一度もない。

 ちなみに、今季は80試合で打率・259、9本塁打、26打点、9盗塁だった。三顧の礼で迎えられ、FA選手としてレギュラーの座を約束された場合、どれくらい活躍できるのか。

 評論家の山崎裕之氏はこう見る。

「レギュラーとして出場した場合、打率2割6分から2割7分、本塁打20本くらいは期待できるでしょう。俊足も大きな武器になる。盗塁自体はそこまで増えなくても、左打者であることを生かして内野安打で塁に出てチャンスをつくるなど、可能性は広がる。CSや日本シリーズで見せたバッティングの意外性や勝負強さから、走攻守における活躍がマグレでないことは確か。これまでは本領発揮できずにいたかもしれないが、レギュラーになれば、まとまった成績を残せる選手になると思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 8

    巨人が来秋ドラ1指名?明治神宮大会で躍動の青学大154キロ右腕・鈴木泰成は“4年越しの恋人”

  4. 9

    周囲が気を揉むドジャース山本由伸の結婚適齢期…今季大活躍でスポンサーからの注目度も急騰

  5. 10

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞