平石氏引き抜きの他にも…ソフトBが仕掛ける楽天への暗闘

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 3年連続日本一を達成したソフトバンク楽天に攻勢を仕掛けている。楽天を退団した平石洋介前監督(39)に加え、森山良二前一軍投手コーチ(56)の招聘に動いているからだ。

 平石前監督は楽天からフロント入りを打診されていたが、これを断り退団。選手時代を含め、15年間在籍するなど、楽天のすべてを把握しているといっていい人材で、森山氏もまた、楽天で2010年から10年間、一、二軍のコーチを歴任した。ともに九州出身とはいえ、楽天を知り尽くす人材を狙ったかのような動きだ。

「ソフトと楽天は近年、火花を散らし合っている」とは、放送関係者。

「ソフトは昨オフ、西武からFA宣言した浅村を楽天に奪われ、今年のドラフトでも石川(東邦)の指名を巡って水面下で綱引きをしていた。海外FA権の行使が確実な西武の秋山に関しても、メジャーとの交渉が不調に終わった場合、両球団を交えた争奪戦に発展する可能性がある。楽天はソフトからFA宣言した福田に関心を示している」

■両球団の成績に大きな差はないが…

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