侍J深刻ファン離れ ZOZOマリンがロッテ戦より不入りの衝撃
「これでも満員にならないんですから……」
代表関係者が苦笑いを浮かべてこう言った。
12日に行われたプレミア12の米国戦(東京ドーム)。侍ジャパンが若手中心の米国に惜敗した以上にショッキングだったのは、スタンドに空席が目立ち、観客が2万7827人にとどまったことだった。
「11日の豪州戦(ZOZOマリン)も残念な結果に終わった。試合会場が都内ではなく、悪天候も重なったとはいえ、観客は1万7819人。これは、今季のロッテの1試合平均の観客動員2万3463人を5000人以上も下回る。東京開催で、注目度が高い米国戦でこの不入りは正直、頭が痛い」(前出の関係者)
巨額な放送権料を負担するテレビ局はどうか。「今回のプレミア12の視聴率は良くもなければ悪くもない状況」(放送関係者)だという。1次ラウンドの開幕戦・ベネズエラ戦(テレビ朝日系)は、最後まで息をのむ試合展開だったが、11・1%(関東地区・ビデオリサーチ調べ=以下同)。その後も、11%台で推移し、スーパーラウンドの豪州戦は12・0%だった。