ビーチW杯9大会ぶり4強入り “顔セーブ”GK照喜名も立役者に

公開日: 更新日:

 敵陣左のFP奥山正憲がドリブル突破。左45度の角度から左足で強烈なシュートを放つとボールは相手GKの股間を抜けてゴールネットを揺らした。最終的に<試合を決定付ける3点目>を日本が奪ったのは、第2ピリオドの16分だった。

 右サイドのFP松田康佑の視界に左サイドから走り込んできたFP田畑輝樹の姿が飛び込んできた。FP田畑がフリーになったタイミングに合わせ、FP松田が空中のボールを右足アウトで技ありのパス。FP田畑はボールをピッチに叩き付けるようにしてヘディングシュートを決めた。

■強烈シュートが顔面直撃

 第2ピリオドの終盤に1点を返され、試合残り20秒で1点差に詰め寄られましたが、ウルグアイの攻撃をしのいだ。立役者の一人は、GK照喜名辰吾で間違いない。

 今大会はグループステージの初戦、2戦目と先発から外れて悔しい思いをしたが、この日は第3ピリオドの30分に圧巻プレーが飛び出した。

 砂地の凹凸をバウンドしながら強烈シュートが飛んできた。それどころか、手前で軌道が変わって思いっ切り顔面を直撃したのである。それでも照喜名は痛そうなそぶりひとつせず、ゴールマウスをがっちり守り切った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?